エンディングノートを通して考えた、「書」を通してできる私の終活支援

終活サポート ワンモア 事務局で書道家の小口佳水です。私は書道をきっかけに終活支援活動と出逢い、写経講座の講師を勤めながら終活サポート ワンモアの広報活動などのお手伝いをしています。

終活支援に関わるようになって1年と8ヶ月が経過しました。おかげさまで宇都宮市内、佐野、田沼、上三川と栃木県内各地で講座のご依頼を頂き、今までとは違ったご縁に恵まれています。

 

また、私自身も『とちぎ終活倶楽部』の薬膳茶や脳トレ、筋トレの講座に参加したり、写経受講者の方やワンモアのメンバーとお花見したり、他の講師の方とコラボで出張書道教室を開催したりと楽しくやっています。

今回は、コロナ禍での「終活」との出逢いを通して気づいたことをお話したいと思います。

 

エンディングノートを通して考えた、「書」を通してできること

先日、終活の普及のための新たな取り組みとして、フルート奏者の若林亜紀さんと書道パフォーマンスをさせていただきました。

映像はこちらです。
https://youtu.be/SfVTVRvQx5Q

※映像の埋め込みがうまくいかないので、リンクから御覧ください

 

書道教室の生徒さんたちにも関心を持って頂くことができ、さらに終活が身近なものになっていけばよいなと思っています。

このパフォーマンスは、様々な演奏家とコラボしながら今後も続けていきます。

関心をお持ちの演奏家やイベント関係の方は、ぜひお声がけください。

 

 

ところで、昨秋のことですが、私は代表の今井氏にアドバイスを頂きながら、エンディングノートを初めて書いてみました。

エンディングノートって死ぬための準備のように思われているかもしてませんが、実はそうではありませんでした。

終活サポート ワンモアのマンツーマンサービス『エンディングノートサポート』では、自分自身の人生を振りかえり、そこで初めて沢山の人達に支えられて生きてきたことに気付きます。

そして、自分自身のこれからの人生を深く考える機会がありました。

この経験から、将来私が果たせる役割について深く考え、身近な人々の役に立ちたいという思いが芽生えました。

 

エンディングノートを通して人生を考え、また、書道を通じて様々な挑戦に取り組むなかで、私は人々の想いを正確かつ確実に伝えることの重要性を痛感しました。

終活は、自身の意志や想いを整理し、大切な人々に伝える貴重な機会です。私は書道を通して、個々の思いを美しい文字として形にし、想いが確実に相手に届く手助けをすることで、人々の心に寄り添いたいと考えています。

終活サポートの活動は、私にとってただの仕事ではなく、人々の人生に寄り添い、心の支えとなる使命です。書道パフォーマンスや楽器の音色と共に、私の活動を通じて、人々が自分の思いを大切にし、心豊かな人生を送る手助けができれば幸いです。これからも、書を通じて人々の想いを受け止め、温かなサポートを提供していきたいと心から思っています。

 

コロナ禍を振り返って見えた新たなチャレンジと感謝

今年はコロナ禍による日々から解放され、新たな挑戦に踏み出すことができました。

特に、先にもお話したエンディングノートを記入した経験は大きな気づきをもたらしました。この状況下で自分自身の存在意義や人生の軌跡を振り返ることは、未来へ向けた新たな一歩を踏み出す第一歩であることを実感しました。

以前は、「終活」と聞けば自分のいなくなった世界のことばかりを考えていましたが、エンディングノートの記入を通じて、自身の生まれた意義や過ごしてきた時間に焦点を当てる重要性を学びました。

さらに、書道関連の活動においても、写経講座を通じて素晴らしい出会いがあり、交流の広がりや可能性を感じることができました。これらの経験は、自己成長と人間関係の大切さをあらためて認識させてくれました。

 

私が終活に取り組んでいることに驚く人もいますが、これからの未来に向けて冷静にチャレンジする姿勢を持つことが重要です。コロナ禍が収束し、新たな一歩を踏み出すこの2023年は、私の活動を更にパワーアップさせる年となっています。

音楽と書道の融合したパフォーマンス『詩音』や写経講座、更には栃木県書道連盟からの推薦を受け、選抜作家として『下野の書』展に初めて作品を展示する機会も得ることができました。

 

これからも私の傍にいる家族、友人、書道関係者、そしてSNSで応援してくださる皆様へ、心に響く作品をお届けしていきます。新たな挑戦と感謝の気持ちを胸に、より多くの人々に喜びと感動を提供していけるよう努力してまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

【TOPICS】心「ととのう」写経講座を開催します

心「ととのう」写経講座

2023年8月28日(月) 10~12時

上三川いきいきプラザ 栃木県河内郡上三川町上蒲生127−1

 

 

 

 

【TOPICS】『下野の書』展に出展します

下野の書 2023年第48回下野の書展

2023年8月30日(水)~9月4日(月)

FKDショッピングモール宇都宮インターパーク店 2F大催事場

10~20時(最終日は16時まで)

 

 

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この記事を書いた人

小口佳水
小口佳水事務局兼写経講師
栃木県書道連盟会員
宇都宮文化協会書道部門会員
書典会 佳水書の教室 主宰
終活サポート ワンモア事務局 兼 講師(写経・書道)
初心者向けの写経講座を担当 栃木県内各地で講座を開催しています

-近況-
書と音楽で終活の普及啓蒙を…プロジェクト『詩音』始動しました
『上三川いきいきプラザ』で写経講座を開催しました
『第84回下野の書展』に出展しました(栃木県書道連盟 選抜作家)