『エンディングノートの書き方講座』について

終活は「死に支度」ではありません

「終活」は、人生の終焉をみつめ、限りあるいのちと自分自身の「いま」を見つめ直し、残された日々を自分らしくより素敵に生きることを目的とした取り組みです。

これから終活を始める皆さんに誤解しないでほしいのは、終活は「死に支度」ではないということです。「生きるため」の終活なのです。

では、皆さんは終活、なにからはじめますか?なにからはじめたらよいですか?…終活講座のなかで私は受講者の皆さんにこう質問します。答えられない方がほとんどです。

行き当たりばったりでは何事もうまくいかないです。それは終活も同様です。そこで皆さんにお勧めしたいのが「エンディングノート」です。お勧めどころではありません。エンディングノートは終活の必須アイテムであり、エンディングノートを抜きに終活は始まらないと言って過言ではありません。

 

エンディングノートは皆さんも御存知だと思います。終活に関する自分の考えや希望などを残しておくためのノートです。生前に相続や遺言、遺品整理、葬儀に関する希望、財産や交友関係といった記録などあらゆる情報をまとめておくことで、もしものときに家族に役立つ備忘録でもあり、また自分自身の考えを整理するためのノートでもあります。エンディングノートに取り組むことで、高齢社会を計画的に、そして心穏やかに自分らしく過ごすことができます。

終活に取り組むことは、ときにタブー視されたり、前向きに取り組めなかったりすることがあります。実際、終活は必要と思いながら取り組めずにいる人が多いのです。そこで、終活の第一歩として「エンディングノートの書き方講座」の受講をお勧めします。

エンディングノートの書き方講座は、自分自身がどのような人生を送り、どのように過ごしてきたかを振り返り、この先自分が何をなすべきか、どんな風に過ごすのが自分らしいかを考える機会となります。また、講座では医療・介護や遺言、相続、遺品整理、葬儀やお墓といった諸々の準備についても学ぶことができます。「デジタル遺品」「デジタル遺言」や「相続登記」「樹木葬」などの最新の情報もお伝えしています。

 

また、エンディングノートは書き上げることが目的ではありません。エンディングノートを通して、人生をふりかえり、今後の生き方を考える…そんなツールです。

ほとんどの人がそう捉えていると思いますが、エンディングノートは備忘録・引き継ぎ書としての役割を持っています。エンディングノートにより、相続・遺言を始めとする法律行為や各種行政・民間サービスの手続きなどが適切になされることで、自分自身や家族をトラブルから守ることができます。それも大切なことですが、それだけではありません。

エンディングノートを書くことで、皆さんは自分自身の人生を振り返り、これまでどのように過ごしてきたかを再確認することができます。家族や大切な人とどう接していけばよいかをあらためて考える機会にもなるのです。そして、のこされた時間を自分らしく素敵に過ごすためのヒントを得ることができます。

エンディングノート 終活サポート ワンモア(栃木県)

 

ワークショップを通して人生を考える

エンディングノートの書き方講座 講師:今井 賢司(終活サポート ワンモア)

エンディングノートの書き方講座では、単に情報を得るだけでなく、自分自身の人生について深く考え、感じることができる機会を提供することも大切にしています。

ワークショップ形式のエンディングノート講座は、そういった取り組みのひとつです。

私のワークショップでは、受講者の皆さんが自分自身の人生について振り返り、今後の人生で挑戦したいことやそのために必要な生活習慣を深く掘り下げて考える、そんな機会を提供しています。

また、グループ討論の時間も設け、お互いの夢や反省点なども共有し合うことで、新たな気づきや刺激を受け、ご自身の明日に希望を持って頂けるような講座を意図しています。

はじめは皆さん遠慮しながらお話していますが、次第に盛り上がってきて、後半は話し始めたら止まらずに、制限時間で慌てて止めるような状況です。でも、そんな風に茶飲み話でもするような雰囲気を大切にしています。

 

こうしたワークショップ形式のエンディングノート講座では、知識の伝達よりも参加者のみなさんが自分自身の人生について考え、感じることを大切にしています。

受講者が自分自身の人生について深く考え、感じることで、自分自身がどのように最後の人生を過ごしたいのかを見つけることができます。そして、それをエンディングノートに記録することで、家族や大切な人たちが皆さんの人生や遺志について理解し、尊重することができる。そのように思います。

是非、自分自身の人生を見直し、今日からどう生きるか、なにをするかをわくわくしながら考える…そんな喜びを体験してください。

 

【リビングカルチャー】エンディングノートの書き方講座

終活サポート ワンモア 主宰 今井 賢司担当 今井 賢司(終活サポート ワンモア主宰 終活カウンセラー1級)

日時 2023年11/30・12/7・14・21 の毎週木曜 全4回
13:30~15:00

終活カウンセラーから終活の必須アイテム「エンディングノート」を通して終活とはどんなもので、どのように進めたら良いのかを学びます。最新の終活事情も学べる講座です。

終活の進め方を身につけ、より良い毎日を送りませんか。

親子やお友達同士での受講もお勧め。

受講料 8,800円 別途教材費1,000円(エンディングノート代、初回集金)

定員 15名

会場 栃木リビング新聞社 リビングルーム6階
栃木県宇都宮市大通り1丁目4−24(MAP

リビングカルチャー エンディングノートの書き方講座 終活サポート ワンモア 代表 今井賢司

お申し込み

栃木リビング新聞社
TEL 028-600-8228 ※月~金曜(祝日を除く) 10時00分~18時00分
FAX 028-600-8801

下記問い合せフォームからもお申し込み頂けます。講座名を明記してください。

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    この記事を書いた人

    今井 賢司
    今井 賢司終活カウンセラー1級 写真家・フォトマスターEX
    終活サポート ワンモア 主宰 兼 栃木支部長。立教大学卒。写真家として生前遺影やビデオレター、デジタル終活の普及に努める傍ら、終活カウンセラーとしてエンディングノート作成支援に注力しています。

    また、「ミドル世代からのとちぎ終活倶楽部」と題し「遺言」「相続」「資産形成」といった終活講座から「ウォーキング」「薬膳」「写経」「脳トレ」「筋トレ」「コグニサイズ」などのカルチャー教室、「生前遺影撮影会」「山歩き」といったイベントまで幅広いテーマの講座を企画開催。

    こころ豊かなシニアライフとコミュニティ作りを大切に、終活サポートに取り組んでいます。

    終活カウンセラー1級
    エンディングノートセミナー講師養成講座修了(終活カウンセラー協会®)

    終活相談・講座のご依頼はお問い合わせフォームからお願いします。

    - 近況 -
    ・10/16下野新聞に取材記事が掲載されました
    ・9/24 とちぎ終活倶楽部『谷川岳山行』を開催しました
    ・8/5 宇都宮市男女共同参画センター「アコール」様のご依頼で
    「男女共同参画」をテーマに終活講座を開催しました
    ・11~12月、栃木リビング新聞社の『リビングカルチャー』にて
    エンディングノートの書き方講座を開催します