【重要】『ミドル世代からのとちぎ終活倶楽部』山行イベントに参加される方へ
終活サポート ワンモアでは『ミドル世代からのとちぎ終活倶楽部』の一環として山行・ハイキングイベントを開催しています。
初心者歓迎でお迎えしていますが、野外活動には思わぬリスクも存在しますので、最低限のご準備を頂きたく、注意事項をご案内させて頂きます。
山歩きに必要な最低限の装備について
山歩きの基本装備
1.登山靴:滑りにくく、足にフィットして耐久性があるものが望ましいです。スニーカーは滑りやすく、危険です。また、登山用の靴は靴底が固くできており、足を守り疲れにくくなっています。ネットで安価なものも入手できますので、専用のシューズを用意するようにしてください。
また、厚手の靴下がおすすめ。靴下の二枚重ねは靴擦れの原因となるのでNGです。
2. ザック:十分な容量があるものが必要、体にフィットするものが好ましいです。山用に作られたものが機能的にもお勧めです。
3.飲料水:時季にもよりますが、500ml程度の水筒2本以上が必要です。
運動中に喉の渇きを感じてから飲むという水分補給では脱水状態に陥りやすく、熱中症の原因になるだけでなくパフォーマンスが低下する可能性があります。「渇く前に飲む」…早めの水分補給を心がけましょう。
4.食料:栄養価が高く、持ち運びがしやすいものを用意しましょう。登山用語で「シャリバテ」と言って、空腹や栄養不足のために血糖値が下がり急にバテることがあります。シャリは米飯のことです。カロリー消費の激しい山行では炭水化物の摂取は重要です。
昼食等の他にエネルギーや栄養を手軽に補給するための「行動食」も用意してください。塩分と糖分の補給も重要です。ミックスナッツや塩飴、羊羹、チョコレート、栄養補助食品のバー、フルーツなどが定番です。
5.防寒着:山では天候が急変することがあるので、必ず携帯しましょう。服装は重ね着で温度調節するのが基本です。ザックにしまうときかさばらないものがよいです。
6.雨具:雨天時の対策として、レインウェアなどを用意しましょう。
7.手袋:岩場や枝葉などで手を傷つけないよう、手袋を用意しましょう。
8.肌着:速乾性のあるものが望ましいです。汗をかいたり雨に濡れた場合でもすぐに乾くため、身体を冷やさず着心地が良くなります。
冷感・温感などの機能性インナーは汗冷えして体調不良の原因になるので、避けたほうが良いです。
持っていると役に立つもの
ほかに下記のようなものを用意することをおすすめします。
熊鈴:山は野生動物の生息域です。思わぬ鉢合わせを防ぐためにも携行してください。他のメンバーにお任せせず自分で音を鳴らしていたほうが、はぐれたり遅れをとったりした場合にも安心です。
ストック:負担を軽減し、転倒防止にも役立ちます。特に体力に自身のない方にはオススメ。登山用の軽いものがあります。
エマージェンシーシート:遭難時や悪天候の際に体温低下を防ぎます。100均でも簡易的なものが販売されています。
ヘッドランプ:夜間やトンネル内で使用することができます。
マップやコンパス:山の地形やルートを確認するために必要です。YAMAPというアプリの地図を事前にダウンロードしておくと、電波の届かない山中でも多くの場合ナビゲーションしてくれるので安心です。
小銭:トイレや駐車場が有料ということも多いので、小銭は用意しましょう。無人販売の場合釣銭が出ないのでザックの中に100円玉を数枚入れておくのがお勧めです。
装備についてはネットや100均で安価に調達できるものも沢山あります。また、性能の優れた道具もいろいろあります。購入の際はお気軽にご相談ください。
事前の準備について
保険加入について
山行をはじめ屋外イベントに参加される方は1日単位のレジャー保険に加入して頂きます(300円/日)。
自分自身の怪我はもちろんのこと、他人に怪我を負わせてしまった場合も補償の対象となります。
ご自身で登山対応の保険に加入されている方はレジャー保険への加入は不要ですが、その際は加入している保険会社、保険証券の番号をご申告ください。
また、その場合はあらかじめ保険の期間が終了していないことを確認してください。
※年齢制限等で主催者が勧める保険に加入できない場合は、参加者ご自身で保険の手続きをお願いします。
※自身の負傷及び対人補償に対応した保険に加入してください。救援のみを補償するレスキュー保険や自身の負傷のみを補償し対人補償に対応していない保険に加入している場合は、レジャー保険に加入してください。
※イベント自体が中止の場合、保険料は発生しませんが、個人的な理由によるドタキャンの場合は返金されないのでご了承ください。悪天候による山域変更の場合、改めて出欠の意思を確認しますので、その時点でキャンセルしても保険料は発生しません。
体調管理について
一旦山に入るとすぐに平地には戻れません。体調を整えおくことも大切です。寝不足や暴飲暴食で体調を崩すと思わぬ事故につながります。
山行の中止または山域変更について
予定していた山域の悪天候が予想される場合、直前に中止したり山域を変更する場合があります。途中で切り上げて下山することもあります。
※ 参加者の体調や経験などを考慮し判断します。
一見晴れているように見えても、山では強風や積雪といったこともあり得ます。安全を第一に運営を心がけておりますのでご理解ください。
免責事項
自己責任の原則
イベントの参加者は、自己の安全と責任において行動することを了承して参加するものとします。主催者は、参加者の事故や怪我に関して一切の責任を負いません。
リスクの存在
山岳地帯での活動には、急斜面、岩場、天候の急変、野生動物、落石などのリスクが存在します。参加者はこれらのリスクを理解し、適切な注意と慎重さをもって行動する必要があります。
ガイドラインや指示への従順性
参加者は主催者やガイドの指示に従うことが求められます。安全な行動のために、主催者やガイドからの助言や決定を尊重し、迅速かつ適切に行動する必要があります。
免責事項の確認
参加者はイベントへの参加に先立ち、免責事項に同意する必要があります。免責事項によって参加者は自己の行動とその結果について責任を負うことを了承し、主催者や関係者に責任を追及しないことを確認します。
この記事を書いた人
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終活サポート ワンモア 主宰 兼 栃木支部長。立教大学卒。写真家として生前遺影やビデオレター、デジタル終活の普及に努める傍ら、終活カウンセラーとしてエンディングノート作成支援に注力しています。
また、「ミドル世代からのとちぎ終活倶楽部」と題し「遺言」「相続」「資産形成」といった終活講座から「ウォーキング」「薬膳」「写経」「脳トレ」「筋トレ」「コグニサイズ」などのカルチャー教室、「生前遺影撮影会」「山歩き」といったイベントまで幅広いテーマの講座を企画開催。
こころ豊かなシニアライフとコミュニティ作りを大切に、終活サポートに取り組んでいます。
終活カウンセラー1級
エンディングノートセミナー講師養成講座修了(終活カウンセラー協会®)
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